インハウスデザイナーとしてどんな仕事をしていたのか
私が在籍していたのは、自社ブランドを持つ一般の中小企業。社内に一人だけのデザイナーだったので「デザインっぽいもの」は全部任されるという環境で育ちました。
一人デザイナーはかなり孤独でしたが、裁量が大きくやりがいを感じながら仕事に取り組めていたと思います。
実際にやっていたデザイン制作関係の業務内容は大まかにこんな感じです。
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グラフィックデザイン
会社案内、名刺、チラシ、広告、パンフレット、装飾パネル、ラッピングトラック…など、幅広いジャンルの制作物に携わりました。
基本的に「これを作って」と依頼されるのではなく、「これに使いたいんだけど、何がいいかな?」という相談ベースから携わらせてもらっていたので、とても有り難かったです。自分の意見も存分に盛り込みながら制作していました。
WEBサイト
WEBデザイン、コーディング、ライティング、CMS、ECサイト…など、WEBサイトに関する業務全般。
コーディングは育休明けに独学で勉強してHTMLとCSS(必要に応じてPHPとJavascript)を習得し、コーポレートサイトとブランドサイトの2サイト、合計100ページほどのサイトを制作・管理していました。
動画制作
簡易的なCMや会社説明ムービーの制作をしていました。
デザイナーあるあるだと思うのですが、デザインっぽいものならなんでも作れると思われませんか?
グラフィック畑の私からすると、映像制作は全く未知の領域だったんですよね…。頑張って作りました!笑
ライティング
文章を書くライターとしての仕事もしていました。
デザインの雰囲気に合わせて言い回しを変更したりと、デザインの一部としてライティングを使っていました。
カーニングでどうしても綺麗に収まらないときなど、自分で書いた文章なら罪悪感なくガンガン直せるし、そういった面でも身につけてよかったスキルです。
このように色々な制作物に携わらせていただいた結果、フリーランスとして必要となる以下のスキルが自然と身につきました。
・社会人としての最低限のマナー
・自分で調べて解決する能力
・0から10まで自分でやり遂げる力
・適切なスケジュール管理
・新しいスキルを身につける向上心
・良好な人間関係を築く
制作会社ではなく一般の中小企業だったため色んな部署の人とのやりとりがあり、自分の目で見て・肌で感じ、現場の声が直接聞けたことも非常に意味のあるものだったと思います。フリーランスで一緒にお仕事をするお相手も、そういった環境の方や考え方の方が多いはずですからね。
いろんな仕事をした経験は確実に武器になります!
フリーランスになった今の仕事
・前職の業務委託契約(定額)
・あと1社くらい業務委託契約
・単発の案件
今のところ、デザインの仕事はこんな感じでやってみようと思っています。
現段階では前職の業務委託以外はまだ契約が取れていない状況ですが、ゆっくり準備をしながら進めていきたいと考えているところです。
とりあえずポートフォリオサイトと名刺は必須だなと思い、大急ぎで作り終えたところでこの記事を書いています。
まだ先月退職したばかりで、在職中は副業もしていなかったので他にコネも実績もない中ですが…なんとかなるだろう精神で前向きな気持ちでいます。
根拠ならあります!「これまで全力で仕事に向き合ってきたし、これからもそうだから」です。